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慢性痛の正体とは...⁉️Part①


『やっと突き止めたぞ、慢性痛❗️』

『お前の正体は、
マイナスの情動や‼️』


これを聞いて、
『なるほど( ͡° ͜ʖ ͡°)! そうゆうことか❗️』
とはならないですよね(^^;

大丈夫です👌
一つひとつ正体を明かしていきます!

今回はまず、
痛みの定義と分類についてです😊!



痛みの定義

不快な感覚性・情動性の体験であり、
それには組織損傷を伴うものと、
そのような損傷があるように表現されるものがある
~国際疼痛学会による痛みの定義(1986)~
熊澤 孝朗教授

よく分かりませんよね...💦
世界的に権威のある痛みについての学会が
痛みとはこういうものだと述べています。
 
より分かりやすく説明していきますね。
 


痛みの種類

痛みには、
①急性痛
②慢性痛
の2つに大別されます。
 

急性痛

国際疼痛学会の定義を引用すると、
急性痛というのは、
"不快な感覚"だけの痛みです。
加えて、組織の損傷を伴うことが多いです。
 
例えば、
タンスのカドで足の指をぶつけた...。
 
「イタッ・・・!!」
と鋭い痛みが走りますよね?
 
ぶつけた衝撃で
擦り傷などの組織の損傷が
生じることも考えられますが、
"ぶつけて痛いだけ"
という不快な感覚で終わります。
 

慢性痛

それに比べ、
慢性痛というのは、
"不快な感覚"だけではなく、
"不快な情動"(不安や恐怖)が伴うものです。
 
先ほどの例でいえば、
タンスのカドに足の指をぶつけた後、
▪︎中々痛みが引かない
▪︎いつまで痛みが続くんだろう...
▪︎このまま痛かったらどうしよう...
などの不安な情動(感情)を伴うことで、
その痛みから脱却できないことを指します。
 

まとめ

痛みには2種類あり、
急性痛は「イタッ!」と
不快な感覚だけを感じるもので、
慢性痛にはプラス
嫌な情動(感情)が伴ったものなんだ
ということです。
 


次回予告

今回の痛みの分類・種類を踏まえた上で
次回は、
急性痛・慢性痛それぞれ
カラダの中でどのような反応が起こり、
痛みを感じているのかを
絵を用いながら説明していきますね😊!!
 

⬇︎

【慢性痛の正体とは...⁉️Part②】はこちら

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